都心の高級ホテルが値崩れを起こしている。 景気低迷により客室稼働率が低下し、75%に上る大幅な値引きや割安プランの販売で需要を喚起しているためだ。 ただ、稼働率の低迷は続いており、値引きが売上の減少を加速させる可能性もある。 東京を中心に高級ホテル約200軒を集めた予約サイトによると 今年1月の1泊1人当たりの予約平均単価が1万4912円となり、初めて1万5000円を切った。 これまで1年間の平均は1万8000円程度だったが、 景気低迷により低下した稼働率を引き上げたい各ホテルが、 「年明けから70~75%という大幅な値引きプランを増やした」という。 例えば、同サイトでシェラトン都ホテル東京(白金台)の2、3月の最安値が1万2000円となり、 割引率は69%に及んでいる。 ハイアットリージェンシー東京(西新宿)も予約サイト限定で、 一部工事中を理由に通常より3割以上も安い2万2000円の宿泊プランを販売。 一方、帝国ホテル東京(内幸町)は、通常の宿泊より2、3割安いプランの販売を強化。 食事が付かないプランや、改装工事の周辺の部屋を午後5時以降のチェックインで販売するなど サービスに差を付け、値崩れを防ぐ狙いだ。 ただ、値引きや割安プランの利用は一般客が中心で、 都心の高級ホテルの主要顧客であるビジネスマンの減少を補うまでには至っていない。 実際、ハイアットリージェンシー東京の昨年12月の稼働率は40%程度と低迷。 帝国ホテル東京は61・6%と前年同月に比べて7・3ポイント減っている。 このため、各ホテルは「稼働率と客室単価の低下が重なれば、売上の大幅な減少は避けられない」 と危機感を募らせる。 だが、ほかに有効な需要喚起策を打ち出せないのが実情で、高級ホテルの苦境は当分続きそうだ。 だいたい以前の価格設定が高すぎだよね。 この前、福岡のビジネスホテルが朝食付きの一泊を3千円台で売り出したそうです。 この不況の中、どんどん安売り合戦が始まるんじゃないでしょか? この建物、高級ホテルに見えませんか? 実は東京都庁です。
by ll23910
| 2009-02-23 18:58
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