読んでいてなるほどなァと思った記事があったので、そのまま引用させていただく。 ある著名な作家の講演会に参加した時のことだ。 受け付けを済ませて中に入ると客席はガラガラ。 100席ほどの会場に10人余りしか座っていない。 作家の先生は登場するなり言葉を失い、目が泳いでいるのが分かった。 結局、ずっと不愉快そうな態度のまま話し続け、まばらな拍手の中、会場から消えた。 実は先週の土曜日にこれとそっくりの場面に遭遇した。 ある落語会に出掛けたら、お客さんが8人。やはり100人は入る会場だった。 この暑い時季に、主催者の顔は真っ青である。 落語家さんはきっと不機嫌に違いないと心配していた。 ところが、である。 高座に上がるなり、笑わせてくれた。 「大阪ではテレビの『ちりとてちん』の影響もあってどこでも満席です。 こんな珍しいことはないので」と言うなり、 着物の懐からカメラ付き携帯電話を取り出して、 お客さんをパシャと撮ったのだ。 これには全員大笑い。 別の落語家さんは「たいていの会は第1回は大入り満員。 2回、3回とだんだんお客さんが減っていなくなってしまう。 この会はこれ以上少なくなることはないから大丈夫やね。 これから一緒に増やしていきましょう」と。 このせりふはお客さんを笑わせただけでなく、主催者を泣かせた。 本物の芸人とはこういうものだと感動。前述の作家に聞かせてやりたかった。 <名古屋タイムス志賀内氏のコラムより> なかなか粋な一言だ。 こういうセンスある一言が自然に出てくるように、自分を磨きたいものだ。 今日は赤シリーズで。 まずはグラジオラスです。 名前はわかりませんが、すごく大きな花です。
by ll23910
| 2008-07-18 19:38
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