フランスで、プラスチックの皿やカップ、ナイフ、フォークなどの製造をすべて禁止する法案が、先月、成立しました。 実施は4年後の2020年からです。 フランス、やりますね。 目的は言わずもがなですが、プラスチックを作るために必要な膨大なエネルギーを節約することと、プラスチックによる環境汚染やゴミ問題を減らすことです。 この法案が成立したことで、2020年以降、プラスチック製の使い捨て食器はフランスから姿を消します。 近年のフランスは、環境先進国を目指して具体的に動いています。 今回の法案成立に先駆けて、今年初め、スーパーなどでレジ袋が禁止されました。 日本ではレジ袋有料の店が増えていますが、フランスはそれよりさらに進んで、レジ袋そのものが既にないようです。 これで、ピクニックなどに持って行く皿やカップ、フォークや、ジュースなどの売店や自動販売機で使われているプラスチック製のカップも無くなることになります。 プラスチックの食器がなくなった後はどうなるのか?きっと不便になるはずですが。 それは使い捨ての食器が無くなるわけではなく、素材がプラスチックからバイオ素材に変更されるようです。 バイオ素材は、廃棄された後のリサイクルが容易で、すぐに堆肥として使用できる素材なので、環境に優しいものです。 その点は良いのですが、それでメーカーの採算が取れるかは未だ不明だそうです。 決してハードルは低くないと思いますが、果敢にチャレンジして、是非世界のお手本になって欲しいですね。
by ll23910
| 2016-09-26 06:18
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