世界遺産・仁和寺(京都市右京区)の食堂で働いていた元料理長(58)が、長時間労働で精神疾患を発症したとして、慰謝料や時間外手当など約4700万円を寺に求めた訴訟で、京都地裁は、寺に約4200万円の支払いを命じました。 1か月の時間外労働は最長約240時間で、349日の連続勤務もあり、裁判長は「尋常でない過酷業務」として発症との因果関係を認めました。 判決によると、男性は2004年に同寺に雇用され、境内の宿泊施設「御室会館」で、レストランや宿泊客用の料理を担当。 05年に料理長となりましたが、12年8月に「抑うつ神経症」と診断され休職しました。 13年7月に労災認定され、現在も後遺症が残っているそうです。 12年8月の発症まで約1年3か月間の時間外労働は、 ・1か月を除き毎月140時間以上の時間で、最長約240時間 ・11年は1年間で356日出勤し、うち349日は続けて勤務していた 実にむちゃくちゃなオーバーワークを強いられていたことになります。 349日の連続勤務ってどんなぁ? 30日の連続勤務でも、たいがいしんどいと思うけど。 働く方もよく我慢してそこまで耐えたものです。 時間外手当に魅力があったのか、意気に感じたオトコ気だったのか、責任感が強すぎたのかもしれません。 それにしてもこのお寺、ブラック企業、いやブラックテンプルそのものです。
by ll23910
| 2016-04-26 20:32
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