人気ブログランキング | 話題のタグを見る
有楽町マリオン 阪急メンズ館とルミネの改装出店








毛布にくるまって一人で遊んでいます。
有楽町マリオン 阪急メンズ館とルミネの改装出店_e0143416_8593324.jpg















気に入って噛んだら最後、すっぽんのように離しません。
有楽町マリオン 阪急メンズ館とルミネの改装出店_e0143416_90125.jpg















おっとっと・・・・、テーブルの上はいけませんよ!!
有楽町マリオン 阪急メンズ館とルミネの改装出店_e0143416_901628.jpg





有楽町マリオンに、昨日阪急メンズ館がオープン、西武有楽町店跡にルミネが今月28日オープンします。
昨日オープンした阪急メンズ館はテレビニュースで取り上げられていましたが、ほとんど盛り上がっていませんでしたね。
数日前のIphone4の販売開始の方がはるかに集客力がありました。

銀座地区ではこの有楽町2店舗の改装出店は「人が集まるきっかけになる」と大歓迎ムードのはずです。
今や、小売店個別の競争じゃなくて、地域でどれだけ集客できるかの地域間競争でしょうから、
話題が出ることに関して有楽町・銀座地区はとてもウェルカムでしょう。

さて阪急メンズ館、これからどうなるでしょうか?
私は成功は難しいと思います。
もともとメンズの集積は商売としては難しい。
過去の成功例は伊勢丹のメンズ館だけで、各社がこれまでいろいろとトライしたけど、ことごとく失敗しています。
それに伊勢丹メンズ館の成功要因は、バブルとホストです。
普通のサラリーマンにはまず手が出せない価格の商品を揃えたんですが、それが偶然、IT成金と当時話題を呼んだホストに受けてブレークしました。
当時の逸話としては、伊勢丹の社内の人間でさえ、開店直前に自分の店を見て、大失敗を唱える派が多数を占め、
成功を謳う派はほとんどいませんでした。

日本国内マーケットがどんどん細るなかで、唯一細らない世代、
即ち団塊世代のオヤジが大量定年を迎え、暇を持て余す時代が来ることを見据えてのメンズ館展開でしょうが、
この地合い、それほど甘くはないと思いますね。
自分に置き換えて考えた場合、欲しいものはもうないし、行ってみようという気持ちにさえなりません。
マーケットは大きいがそのマーケットには残念なことに購買意欲がないと言うことではないでしょうか?
尤も阪急がもともと採算を度外視し、企業ブランドの敷衍や情報発信・収集のパイロット店舗の位置づけで
展開しているなら話は別でしょうが。
去年のJR博多駅への出店、三越伊勢丹の大阪出点に対抗した本丸梅田阪急の増床改装と、
立て続けに投資していますので、それほど財布に余裕があるとは思えません。

まあとにかく流通小売業にとっては、冬の時代です。
阪急がこれからどういう展開をするか興味深いですね。
by ll23910 | 2011-10-16 09:28
<< 土日操業の節電を拒否 トヨタ労... 厚労省が提示した年金支給案 >>