とても残念なニュースです。 関西学院高等部アメリカンフットボール部の3年生の男子部員が13日、試合中の衝突プレーで脳に損傷を受け急性硬膜下血腫で死亡したそうです。 同校によると、男子部員は全国高校選手権準々決勝の試合中に、相手選手のタックルを受けて転倒。 意識を失い病院に運ばれて手術を受けたが、17日に死亡。 同校の監督は「人一倍の努力家で、責任感の強い選手だった。こういう形になって残念で、申し訳ない」と語ったとのことです。 関学高等部は、昨年まで全国選手権で18度優勝している強豪校で、チームは19日まで活動を自粛。 遺族の希望もあり、27日の全国選手権準決勝には出場する予定だそうです。 私は大阪人で高校時代はアメリカンフットボールをやっていて、関学高等部と近畿大会の決勝戦で対戦したことがあります。忘れもしない・・・・・ その時は92対0で完敗しました。 同校が全日本で18回優勝しているうちの一回に、私も加担してしまった訳です。 お互い選手一人ひとり力の差はそれほどないのに、それがチームになったときの力の差、点数差がここまで出るのかということに驚いたことを覚えています。 アメリカンフットボールは組織のスポーツ、頭脳のスポーツと言われています。 組織力の弱さ、頭の悪さを痛感した・・・・・今では苦い思い出です。 私の高校時代の夏合宿で、ちょうどこのニュースと同じことが起きました。 一年後輩が、練習中泡を噴いて倒れ、意識不明。救急車で即病院へ搬送。 検査の結果、脳内出血の診断がくだされて即手術、一命は取り留めましたが、後遺症で一部体にマヒが残りました。 彼は頭蓋骨が切り取られたまま退院しその後通学していましたが、「ココ触ってください。骨がないので柔らかいですよ」って頭を皆なに触らせて、気持ち悪がらせていた明るい彼でした。 彼のご家族も亡くなった関学選手の親御さんと同じ立派な方で、 「合宿は続けてくれ、試合にも出てくれ。本人が怪我をしたためにチームが自粛したら、その方が本人が悲しむ。本人は好きでやっていたことで、こうなったことは仕方がないことだ」 と仰っていました。 でも結果合宿は中止、その後の練習もぶつかったらダメとコンタクトを禁止され、とても練習にはなりませんでした。 公立高校だったせいもあるのか、事故のせいで顧問の先生はビビってしまい、生徒サイドのことは考えず自分の保身ばかりを考えたバカな奴でした。 確かにアメリカンフットボールはヘルメットをかぶっていますが、頭や首は特に危ないし、鎖骨もよく折る怪我の多いスポーツです。 高校生の体は未だ成長期ですから、できれば怪我をしないような体を作ってから、本格稼働した方が良いのかもしれません。 亡くなった学生さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
by ll23910
| 2016-11-19 09:06
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