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食卓の主役が「そざい」から「そうざい」へ






あまりの寒さでナイアガラの滝が凍ってしまったそうですね。
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日経の記事によると、日本の食卓が様変わりし、素材から総菜になっていると論じています。
以下日経の記載です。
生鮮食品の購入量が大きく減る半面、弁当などの調理食品の2012年の購入額は1990年に比べ3割も増えた。
旬の素材を自宅でじっくり調理する時間を持ちにくい人たちが、安くておいしい総菜に向かう。
「そざい」から「そうざい」へ。
一文字違いの変化は所得の低迷や医療費の増大など経済の構造問題も映し出す。
とあります。
野菜や鮮魚、いわゆる生鮮食品の売上が激減し、冷凍食品や調理済食品の売上構成比が大きく増えているそうです。

日経新聞では、素材から総菜へ世の中が動いている理由を
 "旬の素材を自宅でじっくり調理する時間を持ちにくい人たちが、安くておいしい総菜に向かう”
と書いていますが、はたしてそうでしょうか?
時間がなくて料理ができないような書き方だけど、これは違っていると思いますね。

これにはいろいろな理由が重なっていると思います。
 ・団塊の世代の奥様方が、料理を作るのに飽きたので作らなくなったこと
 ・結婚率が低下し男女とも一人暮らしが増えているので起きていること
 ・作る気がある奥様でも、コストを考えれば出来合いを買った方が安上がりでおいしいこと
その次くらいに日経が言う、時間がないから作れないが位置するのではないでしょうか?
これからは手料理が重宝される時代になりそうです。
by ll23910 | 2014-01-13 12:34
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