先週こんな雲が出ていました。奇妙な雲で地震が来なきゃ良いなと正直思いました。 復興予算で埼玉県川越市のバス停に外国語表示がつきました。 復興予算で東京の荒川税務署がきれいになりました。 いったいどうなっているんですかね? 外人向けのバス停を作ったり、税務署をリニューアルすることと、東北の復興と何の関係あるんでしょう。 東日本大震災の復興事業にあてられるはずの予算が被災地以外に廻されているようです。 国の復興特別会計の主な財源は、所得税に25年間上乗せされる「復興特別所得税」で、「被災地のために」と国民が負担した税金が流用されます。 財務省は2012年度予算の復興特別会計として5億3000万円の国税庁施設費を盛り込みました。 被災地から遠く離れた東京・荒川税務署、大阪・福島税務署、兵庫・姫路税務署を3年かけて総額10億4000万円で改修する計画だそうです。 財務省の言い草は、この三つの税務署が震度6強~7程度の大規模地震で「倒壊し、または崩壊する危険性がある」からだとしています。 財務省は「東日本大震災からの復興の基本計画」に「庁舎などが被災した場合の公的機関の業務継続体制の強化を図る」との記述があることを根拠にしているようです。 政府が復興予算を分捕りあい、見当違いのバラマキに精を出し、真面目な国民の信頼をどんどん失っていく顕著な例ですね。 しかもその財源は2014年からの消費増税問題で政府が揺れる中でこっそり決まった復興特別所得税です。 この復興特別所得税は今後25年間続くことが決定していますし、サラリーマンにとってはまさに恒久増税です。所得税が2.1%増えます。とても大きな家計負担になります。 そのお金が外人向けのバス停になるってどう考えても納得いかないですね。
by ll23910
| 2012-10-23 07:14
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