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中国商標 「名前泥棒」問題








スカイツリーの入場は予約制で、申し込み&抽選です。
日にち指定で1時間単位での申し込み受け付けです。
個人情報を書き込んでログインコードとPWを設定したら申し込めます。
2回申し込もうとしたら、チェックがかかって申し込めないしくみになっていました。
別人になりすましてログインコードとPWをもう一つ持てば申し込めると思いますが、
そこまでする気はありません。
5月分に申し込みましたが、ハズレました。今は6月分申し込みの結果待ちです。
このスカイツリーの北京語表示「東京晴空塔」も既に名前泥棒されていたようです。
中国商標 「名前泥棒」問題_e0143416_883531.jpg



中国の「名前泥棒」問題。
iPad、エルメスなどでいろいろな名前で登録をして世界を騒がせている。
実はこの問題の最大の被害者は同じ漢字文化圏である日本である。
中国商標局のHPを検索すると、続々と「日本のもの」の商標出願が見つかったそうだ。

高島屋は8月末、上海での出店を予定しているが、この3月「高島屋」という名称が
すでに中国で商標登録されていることがわかった、と新聞報道された。
高島屋は中国商標局に異議申し立てを行なったが、却下され、再度審議を申し込んでいる。
もし「高島屋」という名称が中国で使えなければ営業や宣伝の活動に大きな支障が出る。

東京スカイツリーも中国で登録されていて影響を受けた。
通常「スカイツリー」の中国語は「天空樹」だが、その言葉はすでに登録されていた。
公式HPや、つい先頃改名された最寄り駅での中国語表記が「東京晴空塔」となったのはこうした事情があったからだ。

日本の名称が中国で商標登録されていたことが発覚して大きな問題となったのは、2003年の「青森」が最初で、
30ほどの道府県名を始めとする地名や、「米沢牛」など地域名付きブランド名が数多く冒認出願(第三者による商標出願)され、
登録されていることが判明した。芸能人などの有名人も同様だ。申請人は企業、個人両方のケースがある。
「木村拓哉」、「電車男」、「明治」、「大正」、「昭和」、「平成」、「皇后」、「皇太子」、「皇居」まで登録されていることが判明した。
(「天皇陛下」は何件も出願されたがいずれも却下)。
さらに「靖国神社」に至っては、由々しきことに、便器関係の商品分野などで何件もの出願があったそうだが、却下されたらしい。
困ったもんです。
by ll23910 | 2012-04-21 08:43
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