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福島原発事故のリスク






我が家で咲いているヒアシンスです。
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福島原発事故、放射能漏れの真相はどうなんだろうか?
気になるのは、政府・東電の情報が遅く、被害を過小評価すると思える解説が続いていることです。

フランスはエールフランス臨時便を仕立てて、首都圏在住のフランス人を帰国させる措置を決めました。
ドイツは成田への発着をストップし、中部か関空への離発着を決めました。
アメリカは国防総省が、救援活動にあたる米海軍などの要員に対し、
福島第一原発の半径約80キロ以内への立ち入りを禁止したことを明らかにしました。
「救援活動に際しての米兵の安全を確保するため」としています。
航空機を運用する兵士らには、同原発から約112キロ以内に近づく際は、ヨウ素剤を服用することを義務づけました。
英国外務省は、日本にいる英国人に対し、東京と東京の北部からの退避を検討するよう呼びかけました。



これに比べ、日本政府は同原発から半径20キロ以内には避難を、20キロから30キロ以内では屋内退避を指示しているだけです。
首都圏から避難が必要ないと言い切る専門家もいます。
だが、この後、大量の放射性物質が飛んできた場合、この人はどう責任をとるのだろう。
危機的状況では、リスクを過小評価するよりは過大評価するべきです。
最悪の事態を想定して物事を進めるのがリスクへの対応だし、転ばぬ先の杖で転んでからじゃ遅いのです。
避難が無駄になっても責める人はいない。
「何事もなくてよかったね」と喜べばいい。
「安全だ」と信じ込まされて、いきなり「さあ逃げろ」と言われたらパニックになる。

西日本に逃げろっていう声があるが、まんざら的を外している訳ではないように思えます。
by ll23910 | 2011-03-17 08:00
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